まずは、お読み頂きありがとうございます
この作品は、私が小学生の時の作文をリメイクしたものです
以前から、リメイク(漫画化)しようしようと思っていて、なかなか踏み出せなかった作品でした
以下に、小学生当時の原文を記載します。幼い文章ですが私は結構気に入っています
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人を呼ぶ鏡
「さよなら、また明日ね。マリー。」
『マリー』それが私のあだ名。真利絵という名のため、『マリー』と呼ばれている。
家に帰って見ると、ぎょっとした。
「何?これ?」
そこには、小包があった。さし出人を見ると、書いてない
自分の部屋に、もっていってた。まるで、あやつり人形の様に。
マリーは小包をあけた。まるで、お姫様が持っていそうな感じのとてもきれいな鏡だった。
「わーい。私、こういうのほしかったんだ。」
次の日、マリーはクラスのみんなに昨日の事を言った。
「でもマリー、みょう字しか、書いてなかったんでしょ。それに変よ。」
(ふう。まただ。探偵きどりのエリ。)
帰り道、なぜかいつもとちがう感じがした。その変な感じは、家に近づくほど、強くなった。言うまでもないが、マリーはごくふつうの子だ。そして、その感じがどこからでてるのか分かった。昨日届いた鏡だ。
「神社に行っておはらししてもらおうか、それとも・・・・・・。」
マリーは目の前が真っ黒になった。
「ここ、どこ?」
「ここは、鏡の世界。名はマリーが決めて。」
「だれ?」
「私はミラー。」
それから、毎日、ねる時、鏡を持ち、鏡の世界に行った。
「ねえミラー、ここを、ミラーワールドって名前にしたらだめ?」
「・・・・・・。」
マリーは、『ミラーワールド』に行くのが習慣になってきた、ある日のことだ。
ミラーが部屋に立っていた。
「ミラー!! ど、どうして?」
「マリー、私、一人でさみしかったの。」
マリーは鏡にすいこまれる様に消えていった。
「ねえ、恐い話しよっか? あのねある日、さし出人のない小包が、家の前にあって、その中の鏡を使った人を、鏡の中にさそいこむんだって。 実は、その鏡は、火事で死んだ女の子が、持って死んだもので、さびしがり屋の女の子が、使った人を友達にして、鏡の中にさそいこむんだって・・・・・・。」
「これ、何?」
家の前に変な小包がある。
「わー、きれい。お姫様の持ち物みたい・・・・・・。・・・・・・ねむたいな・・・・・・。」
前が真っ黒の変な世界に入っていた。
「ここは? あなたはだれ?」
「私は、真利絵。マリーよ。」
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ここまで読んで下さり、ありがとうございました
2021/5/6